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たぶん、忘れてしまうだろう平成最後の7月31日

伝えたいことなんて、本当は何もないのかもしれない。当たり前のように過ぎていく日々にただ流されながら明日を迎えるのも悪くはない。そう思って移り変わる電車の窓にすべてを置いてきてしまおうかと思った。 それでも言葉にならない"伝えたいこと"がのどで詰まって声にならずもどかしさのあまり涙が出た。 目を閉じて新しい朝を迎えるにはあまりに大きな物語

孤独が教えてくれた幸せ。

汗を吸いとったインナーが背中にペタペタとくっついては離れる。ビーチサンダルが軽やかに足を運ぶ夏の夕暮れ。流れずに漂い続ける生温い風はこの街をすっぽり覆ってしまっているようだ。 平成最後の、夏らしい だんだんと夏にのみ込まれていく感覚をすっ飛ばし、もうすでに夏のど真ん中に立っていた。 誰かと一緒にいるほどに孤独を感じるようになったことは

早く行きたいのなら一人で行け。遠くへ行きたいのならみんなで行け。

どこか、遠く遠く飛んで行ってしまおうかと思った。消えてしまいたい、シャボン玉みたいに。そう何の気なしにきみに呟いた。世界の広さを知っているからこそもどかしかったし、その広さを知っているからこそ怖かった。 わたしの持っている感受性や好奇心や、目に映るきらきらした何かを全て奪われてしまうのではないか。 そんな日々が続いた果てにはもう、何者

過ぎた七夕への願い。

”早く今が過ぎればいい。”本気でそう思っているのか適当に言っているのかわからない、退屈そうに笑う瞳を覗き込みながら、"最近どんどんかっこよくなっていくなぁ。"なんて思わず笑みがこぼれた。好きだからかっこいいのか、かっこいいから好きなのか。前者だとわかっていながら恋をするのは、なんとも幸せ。 大きなガラス窓に移る景色を見上げる。薄く広が

今、できることを。

パラパラと降り始めたと思えばピタリと止む。頭の上を蠢く風を受けまぶしさをこらえながら空を見上げる。白い雲に灰色の雲、太陽の光に割って入る雲。いろんな表情をした雲たちが混ざり合って空を騒がしく動いていた。 コロコロ変わる、わたしの気持ちみたい。 悲しくなって泣いていたと思ったらもう次の瞬間にはケラケラと笑っていたり。ぷぅっと頬っぺた膨ら