LOG IN

ずっと変わらない青空だったから。

by みさとん

この一週間、
張り詰めたように疲れていた。

そして問題なのが、その ”疲れている” ことに自分自身が気づいていなかったことだ。


最近、Twitterでフォローさせて頂いた
夏生 さえりさんの著「今日は、自分を甘やかす」を3日間で一気に読んだ。

Twitterで何度も目にするその本を、
”もしかしたら・・・”と、学校の帰り道。
本屋さんへ足が動いた。

買うつもりも全くなく、ただの思い付きで寄っただけだったけれど
すぐに見つだし、ぱらぱらと内容を見た後、ためらうことなくレジのおねえさんに差し出した。


このときだ。


”わたしは、疲れている”と知ったのは。



”~しなきゃ。まだがんばれる。わたしなんて。”



何気なくこころに落とし続けた
一言一言が、青空を雲が覆うように
私のこころを覆ってしまっていた。


”ケ・セラ・セラって知ってる?

”バイトまであと15分あるから!”
最寄り駅のベンチに座って読んだ。


そのとき飛び込んできた言葉。


”ケ・セラ・セラって、なるようにしかならないってこと。”
”きみががんばろうとがんばらないと、結果はもう決まっているんだよ。
だったら、「うまくやろう」なんて思わずに、楽しめばいいんじゃない?”


”あ…こんな言葉があるんだ。”


涙がじわっと出てきた。
”あ。そっか。最初から決まっていたんだ。なにをあんなに...必死になってしがみついていたんだろう。”


心がふっと軽くなった。


ずっとポニーテールをしていた髪をほどいたときの少しの解放感とシャンプーの香りがふわっとなる、あの感じに似ているかもしれない。


大学4年生春。恋愛でも友人関係でもそれ以外でも、大人になりたくて。
頭の中は”~しなきゃ”ばかり。


でもそれは、いつの間にか
自分をロープで全身ぐるぐる巻きにするみたいに縛っていたんだ。
だから息苦しくて身動きができなくなっていたんだ。


私がいつも、何か苦しいことから抜け出すタイミングは本の中にあった。
特に失恋したとき。好きな人がいるとき。

悲しみに打ちひしがれていても、
運命的に出会ったその一行で、
まるで世界が180度変わったかのように気持ちが楽になる。

今回は、ケ・セラ・セラに救われた。
これからもいつでも取り出せるように
胸ポケットにしまっておこう。


自分を甘やかす、勇気。

雲一つない、晴れた日の日曜日。

こんな日は、”出かけないともったいない”そう思ってしまう。
でも、アクティブな心とは裏腹に、身体は”休みたい”と言っていた。


”自分を甘やかしていい”そんな心地いい本のおかげで
こんな晴れた日の日曜日に、
”身体を休ませる”という選択ができた。


一日中、好きなだけ寝た。


外はポカポカ陽気で元気いっぱい。
なのに部屋はあまりに静かで、
ふと目を覚ますと、自分だけ世界に取り残されている気分になった。
目を覚ますたび不安で確認するように見た
カーテン越しの空。


でもそれは、不思議なくらい
いつ見ても青空だった。


何度寝ても、何度起きても、
空があまりに変わらない
雲一つない青空だったから。


私はまた安心して眠りにつけたのかもしれない。


そしてぐっすり寝た、夕方。
洗濯物を取り入れながら思った。


わたし一人が休もうと休まないと、この世界はなに一つ変わらないのだから

焦らなくたっていいのではないか。
焦ったところで、世界が何か変わるわけでもない。


自分を甘やかす勇気を持てたことで、世界を優しく見れた。気がした。


そして、

さえりさんから教わった日常生活を優しく丁寧に生きるコツを
実行したり意識してみると


今日、お風呂場で私自身に変化があった。

いつもなら「見たいドラマが始まってしまう~」と”なるべく早く”済ませていたお風呂
だけど、ふと思った。

”いつもがんばってくれてるのは
この身体なんだよな。"

それに気づいたとき、

"いつもありがとう。"

そう心の中でつぶやきながら身体を洗う自分がいた。

”あ。自分に優しく、日常生活を丁寧に送るってこういうことだ”


少しずつ、少しずつでいいから。

もっと自分に時間をかけて、自分を優しく扱える行動を
増やしていきたいな。

さえりさん、ありがとうございます。



みさとん
OTHER SNAPS