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何でもない教室で。大事なものだけ残った。

by みさとん

窓、全開!空が青い。
教室を、風が自由気ままに駆け巡る。

「おはよう!」って、笑顔が嬉しくて気持ちいい、いつもの窓際の席。
授業を聴かずに、文章を書き始める悪い4年生。


空を見てて頭をよぎった歌詞。


青い空と雲。太陽つかまえんぞ。
君がいるから俺は笑う。
悲しいお別れも 最高の出逢いも
ココに生まれた奇跡
LALA ありがとう


初めて旅をしたとき、
イヤフォンから流れてきたこの曲。

懐かしい曲だなあ。まさに晴れた空の中、電車に揺れながら聴いてたっけ。


曲と一緒に、思い出す風景がある。


旅の途中、素敵なご縁に離れたくないと駄々をこねる、博多を去るとき。


"夢を乗せて走る車道  明日への旅
通り過ぎる街の色 思い出の日々"

"遠く遠く離れ行く..."


どんどん離れて行く電車の中で耳に残った歌詞と、真っ暗な車窓。

”また何回でも来よう”。そう思ったら少し気持ちが緩んだんだっけ。

旅の始まりの朝は、


"その距離を競うより どこを飛んだのか
どう飛んだのか それが一番大切なんだ"


これを目覚まし代わりにかけて、出発したっけ。きみは「またこれ!」と言いながらも笑いながら聴いてくれたね。次の目的地へこの曲と一緒に出発したんだ。


パスポートを握りしめた飛行機の中は、


"ワタリドリのように今 群れをなして
大それた四重奏を 描いてみせるよ"


飛び立つ気持ちを応援してくれる、澄み渡った声が私の背中を何度も押してくれた。

緊張でピリリと張り詰める私の表情。
飛び立つ勇気をもらいたくて握りしめた曲。


曲と一緒に思い出す、あのときの気持ち。


初めて、海外の街を1人で歩いた。


僕らはSeven billion starts
Oh,この世界は奇跡
Oh,今一緒に 叫ぼう
Theworld is ours!


1人で来た右も左も分からないわたしを、受け入れてくれたことが嬉しかった。
世界の広さとか温かさとか。感動で胸がいっぱいだった。
ホテルに帰るといつも興奮しながら聴いていたっけ、この曲。


地球をもっと、歩きたい。


あのうずうずして今にも飛び出したい気持ち。
読み方がわからないドイツ語の看板も気にせず、ずんずん街を歩いたな。


スーツを着て進路を決めるとき。
自分の足元がふらついて迷いに迷う中途半端な就活生だった。


「一体何の意味がある?」
つい損か得で考えてる

でもたった1人でも笑ってくれるなら
それが宝物


この会社、この曲にぴったりだなと思ったのはいつだったか。
選考を重ねるにつれ、
わたしを成長させてくれわたしと一緒に働きたいと言ってくださった、わたしが憧れる人たち。


日々思う。
感謝とご縁を。
私はここで、バリバリ成長したい。
そう覚悟を決めた帰りの電車も、確かこの曲だったな。


あ。そろそろ授業終わる。



あと何回、この風景が見れるかな。


みさとん
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