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窓の外の景色を、探しに。

by みさとん

学生と社会人の、間。
それはまるで部屋の中から窓の外の景色を眺めているみたいだ。

部屋にいるうちは外の世界はわからない。外にどんな危険があってどんな喜びがあるのか”本当”の音は聞こえないし、大雨だろうが雲一つない青空だろうが”本当”の景色は見れない。

窓から景色を眺めること。それは自分が体感できない物語を想像することに似ている。


たとえば、”就活”。


まだ社会という外の世界を知らないのに、部屋の中で窓越しに精いっぱい感じようとする。
まだ社会という外の世界を知らないのに、部屋の中で窓越しに精いっぱい自分が描く景色を想像する。

自由に窓に吹き込む風に外の世界が待ち遠しくなる日もあれば、”そんなのわからない。”と部屋を真っ暗にして嘆く日もあるだろう。

自分の気持ちに追いつけなくなって、周りの変化に追いつけなくなって焦ることもあるかもしれないけれど、それで、いいのだ。だって、窓越しに”本当”なんてわからないのだから。


大事なのは、「探し、想像し続けること」。


花の匂いも、海の色も、雨の冷たさも、自分の瞳にどう映るのかどう感じるのかはまだわからない。でも、外の世界をどう感じどう歩みたいかは自分で決められる。

悩むっていうことは外の世界と真剣に向き合っている証で、その本気は絶対にきみの強さになる。
気づきがあるってことは新しいことを吸収してるってことで、絶対にきみの一部になって輝く。


だから、探し想像し続ける自分を誇りに思って。


少なくとも私は、泥臭くたって泣いたって弱音を吐いたって、精いっぱいに窓から顔を出して前のめりに外の世界を見ようとするきみを、誇らしく思うよ。


部屋の中にいるときは、自分が想像する外の世界が全てだと、思いがち。
でも、それはきっと違う。

外に出ないと見つからない景色がたくさん待ってる。それは誰もが一度は眺める景色かもしれないし、きみだけが見つけることのできる道かもしれない。


だから、外の世界を怖がらないで。
外の世界から、逃げないで。

誰か、じゃない。
自分の人生を、自分で。


もがき探し続けたその日々こそが、きみの答えになっていくから。


みさとん
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