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流れる水のように、生きること。

by みさとん

名前を呼べば振り向いてくれる人に甘えないと決めたのに、ココロに浮かんでくるのはもう習慣みたいなものなのかも。


時間の中にしか君を思い出すことができないからずっと遠くにいるような気がしてしまう。会いたいだなんて言葉は何の意味も持たない。雲のようにただ空を漂うだけ。


水のように、流れる水のように生きたいと思った。何か形に成るのではなく、何かに色づくわけでもなく、常に形を変え表情を変えながら流れる水のような人でいたい。


掴み所がないね。なんて褒め言葉
飽き性だね。だって移り変わることが好きなんだもん。


自分を型にはめようと瓶の中にでも入れてしまったらどうだろう。途端に水は濁ってしまう。"わたしらしさ"なんて簡単で、色や形を変えながら自分になっていくことなのかもしれない。


透明に生きるとは、流れるように生きること。自分のココロに素直になると、わたしはまるで流れる水みたいだ。


電車に揺られ、青空を見上げては涙が頬を一筋落ちる。堪えても堪えきれなかった一滴。ココロが千切れてる。


それでもわたしは流れたいのだ。どんどん濁っていく自分にあなたを責めてしまいそうになるから。


"出会えたことこそが、人生で最も美しい"


夜空。一日の終わりに萎れたスーツとお酒の匂いがホームに漂う。間を縫うように息を吸ってはお腹の底から感情が溢れ出すのを堪えるように唾を何度も飲み込んだ。瞳に強さを放ちながら歩く。


振り向かない。泣かない。


色や形を変えながらまたあなたと出会え日が来るのなら


流れる水のように生きたい。
流れ行く自分に今しか見えない景色を一つ一つ胸に刻みたい。


涙と時の流れは容赦がないように、漂う雲をただ見つめるだけの自分。


それでも



季節の変わり目を、わたしは愛してる。


みさとん
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