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自分の目を信じたことを後悔してますか?

by みさとん

"わたしは、こう思ったんだよね。"


"え?でもそれはきっとこうだよ。"そんなふうに自分では描きもしなかった曲線をふわっと向かいのテーブルから投げかけられた経験は誰にでもあると思う。


きっと、道を踏み外さないように間違いを犯さないように導いてくれようとしたのだ。かく言う私も、無意識にそして同じように導いている"つもり"で誰かに言葉を送る。


周りからの一言は自分が考えもしなかった発想で、はっとさせられることが多い。自分の抜けている部分を目の当たりにするように、自分の考えはなんて浅はかだったんだろうと少しの嫌悪感と一緒に氷の溶けたグラスに口をつけた。


水の生ぬるさが舌を伝いながら思う。
"これからわたし、大丈夫かな。"


そんなことが頭をよぎると途端に自分の目を疑ってしまう。次第に周りをも疑う。"この人は信じて大丈夫かな?"私の選択は間違ってないかな?"


同じ失敗を何度も繰り返す自分が怖くなった私は次こそはと思うあまりもう一歩も動けなくなっていた。


そうして目をキョロキョロさせるだけで同じ場所にじっと留まったままの自分にべっとりと残ったのは気怠い疲れだけだった。


そんなとき。

ある夜の布団の中。
ふと思った。

何を怖がっているんだろう。何を買い被っているのだろう。正解なんて、無いのに。正解なんて、自分でつくっていくものなのに。


この世界は私を中心には回っていないのだから。私がどうしようと世界は変わらず今日を迎えるのだから。


失敗しないために、"自分はこう思う。"を押し殺すのはやめよう。好きに素直に生きないと。人を信じないと。世界はこんなにも霞んでしまう。


人からどう思われてもいいから、"自分のこうしたい"を真っ直ぐに表現する人に凛としたしなやかさを貫く強さを纏ぐとしたら

それはとてもシンプルで。

愛を忘れないこと。

自分の目に映ったありのままのあなたを信じるということ。


あなたは自分の目を信じたことを、後悔していますか?あなたにはあなただけの旅を、続けてください。


みさとん
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