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わたしが立っている場所と、見ている風景は。

by みさとん

暑い。暑さのせいにしたい。
太陽の日差しでぽたぽたと垂れてくるガリガリ君みたいに、気を抜いたら溶けてしまいそう。

それくらい、私が今いる場所や見ている風景は、形がなく曖昧な気がした。


新しい場所に行く準備は楽しい。
新しい人、新しい環境、新しい気持ち。

全部にワクワクするし、全部が待ち遠しい。


なのに、ふと自分に目を向けるとなんだか不安げな顔をする。

そうだ。新しいって、疲れるんだった。

呼吸するみたいにこの気持ちを吐き出すと、いつもと同じ表情と声をするきみ。


わたしはいつでも笑っていたいし、ポジティブな自分が好きだ。周りにもいい影響を与えたい。

でも、私自身ってそれだけじゃない。

ネガティブでもなくポジティブでもなく、リアルに。
わたしの真ん中を見せれる人って大事だなと思う。


あ。この人の前で笑わなくてもいいんだった。

この人には全部を言葉にする必要もないし、全部を見せる必要もない。
ただ、呼吸するみたいに一緒にいればいい。頑張らなくても、いいんだ。


でも一つだけ。
”ありがとう”をきちんと言うべき人って、こういう人なんだろうなって思う。

そう思わせてくれる関係って、一つ一つの積み重ねで。

焦る自分にレッドカードを出す。

1つの言葉とふとしたの表情。それが何回も何年も積み重なって”大切”になっていくんだ。
ゆっくり流れる時間を、それを楽しめる余裕を、もっと持てればいいのに。


よく、未来のことを話すね。
わたしは今、一日の大半を未来のことで占めているよ。

楽しみだけど、やっぱり寂しい。
あの頃には戻れないんだね。

そう話すきみに、私は思う。
寂しい。なんて言葉を簡単に言えるきみの凛とした姿が、わたしは好きだな。


これから一人一人違う道に行くんだ。

わたしはどこで何して生きていくんだろう。

自分が大切にしたいものを自分で知っていること。
それは大切なものを抱きしめて生きていくのに大事なことかもしれない。


一人一人違っても、また呼吸するみたいに私たちは会うのだろう。


地球の裏側にいても会いに行く。
大切なものを大切に、生きていたいから。


やっぱり、会いたい人には会いに行くよ。

それが”わたしらしさ”なのかもしれないから。


大丈夫。あんなに青空が似合う校舎で、わたしたちは過ごしたんだから。


楽しみと寂しさの真ん中で。
きみは何を抱きしめて、生きていくのかな。


みさとん
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