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夢を叶えた後の唄

by みさとん

日が暮れる。


どしても見たかった景色は自分の中に溶け込んでしまったのか自分がこの景色に溶け込んでしまったのか。綺麗なんて言葉は役に立たず辺りは怖いくらいに静かに声にならない騒がしい音が沸いてくる。


旅をして自分は変わったのかな。そう浮かんだ言葉に、何かを変えるために旅をしているわけじゃない自分に気づく。それは何度も何度も旅をして今やっと辿り着いた答えだった。


行きたい場所へ自分だけの道のりで歩むたびに感じる。旅は、何者にもなれない自分にそのままでいいと気づかせてくれる。

いらないものが多すぎていつの間にか生きずらくなる私を透明にしてくれるからそのぶんありがとうの数も多くなるのは幸せなこと。


遠く遠く、焦らなくても本当はただチケットを買って飛行機に乗るだけかもしれない。早く早く、急がなくてもご縁は今を大事にしたい。


太陽は毎日登るし、見えなくても星は降るように空を彩る。時間を止めたくなるような夕日はいつだって胸に焼き付いている。


どんなふうに生きていこうか。
どんな自分をきみに届けようか。


上手くいってもいかなくても、どちらに進むのかは自分で決められる。

呼吸が止まるその日まで人生は続くのなら、その日はいつくるのかわからない程に曖昧で確実な有限なものなのなら、怖がって足を止めている時間はない。



何者にもなれないことにいつまでも誇りを持って歩めるように


みさとん
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