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夢の中の現実を、ずっと

by みさとん

夢を見た。

一富士二鷹三茄子なんて昔からある縁起のいいものとはかけ離れてるけれど、それは妙にリアリティーのあるものだった。


夢の中のわたしは、喧嘩をしてそれきりの友達と何事もなかったように笑い合っていり、もう会わないと決めた人と久しぶりの再会をしていたり

ふと目が醒めるとそのときの感触だけがココロの中に、煙がもくもくと広がるようにただそこにあった。

人は移り変わるもので、そのままではいられない。


人は誰でも年を取り、環境を変え、立場も変わり、いずれは死ぬ。


私たちは卒業アルバムの白いページに"ずっと友達でいようね。"と、まるでそれが本当に叶うかのように信じてマジックを走らせた。


"ずっと"って、
いつまでのことを言うのだろう?


ずっとなんて簡単に言えたあの頃のことを本当の意味で無垢と呼びたい。


移り変わるのだ、否が応でも。

好きは嫌いに、嫌いは好きに。
それは決して二択ではなく、流れる時間の中ゆっくりゆっくりとまるで夕日が沈むあの時間のように。

夢を見た。
これはきっと、現実の夢に見た"ずっと"だ。


今は今でしかないことをいつも忘れてしまうわたしは、忘れてたまるかと時間を閉じ込めるように。

"ずっと"なんてない事を知った切なさを、瞳の中に閉じ込めるように。


生きたいのかもしれない。


みさとん
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