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今、できることを。

by みさとん

パラパラと降り始めたと思えばピタリと止む。頭の上を蠢く風を受けまぶしさをこらえながら空を見上げる。白い雲に灰色の雲、太陽の光に割って入る雲。いろんな表情をした雲たちが混ざり合って空を騒がしく動いていた。


コロコロ変わる、わたしの気持ちみたい。


悲しくなって泣いていたと思ったらもう次の瞬間にはケラケラと笑っていたり。ぷぅっと頬っぺた膨らませてふてくされたと思ったらごめんねとうつむきながら呟いたり。

「やりたいこと」と「できていること」がかけ離れているようで、どこまでも続く暗闇のトンネルを歩いているようで、
怖いのだ。

やりたくない、行きたくないと嘆いたり少しのやりがいを感じてもう少しだけやってみようかと足を運んだりあっちにふらふら、こっちにふらふら。

そんな雲のようにいろんな表情をふわふわと流されながら漂わせるわたしの気持ちに、

「今できることをやればいいんだよ。」

そうオフィスの一角で言葉をくれた人がいた。

そっか、今できることを精一杯やる。
それだけでいいんだ。

遠く遠く理想ばかりに目を向けて今の自分に落ち込んでいたら足踏みばかり。そうするうちにどこへ向かっているのかわからなくなってしまう。

そんなときは、「今」に目を向けてあげて「精一杯できることをする」。

「今、誰かを想ってやっていること」
「今、いつの日かを想いやっていること」

それはとても尊いこと。
その対価として自分が生活をして行く"お金"をもらっていることは、とても尊いこと。

そんな当たり前ではない当たり前を、すっ飛ばしてモノゴトを考えていたら、なんだか寂しいね。

努力が足りない、まだまだだ!たしかにそうかもしれないけれど、

君が生きている時間はそれ以外にも目を向けるべき"キラキラした瞬間"がいくつもあるはずだよ。「できていること」なんて、いくつもある。でも、そこに目を向けるかどうかは自分次第。

貰った"ありがとう"に、
もっともっと自分で彩りを添えていい。


足元を踏み外さないように、まっすぐそして今を見つめて「できること」を精一杯。その積み重ねに、「いつか」と夢見た景色がきっと待っているから。


みさとん
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