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書き殴りたい夜に。漆黒の中の光り

by みさとん

煙草でも吸ってやろうかと思うときがある。

景色を切るように流した視線はどこを見るわけでもなく煙草を吐く息のように無意味な虚無感となって消える。

そんな自分もなかなか好きだ

優等生じゃない自分が、なかなか好きだ

優しいねとか真面目だなと言われる度にそうあるべきなんだと無意識に鎧を纏っていてたようで、長女は"おねぇちゃん"ということばに呪われてると思う。

本当は火を消した用無しの煙草をアスファルトに捨てて靴の底で押し消すわたしもいるんです

それをいつ言おういつ言おうと考える間も無くその場はいつも過ぎ去る。

随分とまぁ、求められる自分を完璧につくりあげてきたものだ。本当は別に、まじめじゃないしいい子じゃないよ、ごめんね

手首を切るような恋愛を10代の終わりと20代の始まりにできたことは血の匂いをわたしに染みつかせた。

甘い香りを漂わせて好きな男の胸にコトンとおでこを預けることもできない。だって、血の匂いがするんだもの。漆黒の血をさらりと身体につけて怖いくらいに綺麗なわたしをきみは知らないでしょ?

汚いと綺麗は表裏一体で、その狭間はわたしを透明にする。

気持ちいい。曝け出す自分が、気持ちいい。

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